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【はじめに】


2025年7月の後半に「正倉院 THE SHOW」に行ってきました。
住所は大阪市中央区大手前4-1-32です。
谷町四丁目駅の9番出口から出ると目的地に一番近いです。
2025年6月14日(土)から8月24日(日)まで行われています。
定休日は火曜日ですが、8月12日は行われています。
チケットは大人は前売り1800円で、当日だと2000円です。
この記事では、『正倉院 THE SHOWに行ってきた感想などの備忘録ブログ』についてお伝えします。
【正倉院 THE SHOWに行ってきた感想】



一番の見どころは3Dデジタルデータによる聖武天皇の遺愛品の宝物のレプリカが見れる所かなと思います。
とても綺麗でした。


螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしだんごげんびわ)のレプリカを見ることができました。
五弦の琵琶で、世界で唯一現存する五弦琵琶のレプリカとのことです。
1300年以上前の技術を現代でも再現できることが本当に凄いと思います。

瑠璃坏(るりのつき)、紺色のガラス製の杯のレプリカも見ることができました。
とても綺麗です。
こちらは実際に正倉院に収められているものは明治時代の修理でもとのものとは変わってしまっているのを、1300年前のものに近づけて作られたそうです。
展示の近くに実際に作っているときの映像が映されていました。

銀薫炉 (ぎんのくんろ)のレプリカです。
衣服に香りを深く染み込ませる道具とのことです。

天平宝物筆(てんぴょうほうもつふで)のレプリカも展示されていました。
大仏さまの開眼の儀式のおいて用いられたとされる長大な筆だそうです。

蘭奢待(らんじゃたい)のレプリカを見ることができました。
沈香の一種で正式名称は黄熟香(おうじゅくこう)と呼ぶそうです。
レプリカのため、当然木から香りはしませんが、その代わりに蘭奢待の香りを再現したものを嗅げるようになっていました。
おだやかで誰にでも好かれる香りだと思いました。


その他にも、螺鈿箱(らでんのはこ)、酔胡王(すいこおう)という役柄の伎楽面などのレプリカなどもあって見どころがたくさんあります。


【さいごに】
私自身は聖武天皇や遺愛品、光明皇后、東大寺大仏や正倉院のこと等は詳しくはなかったのですが、「 正倉院 THE SHOW」に行って勉強ができて良かったです。
歴史的な建造物や品などは何十年、何百年後にはとても価値がある物になります。
インバウンドの観光客が多く、「正倉院 THE SHOW」に訪れていた人達もとても行儀が良くて楽しそうにしていました。
近くにランチやカフェをする所もあるので「正倉院 THE SHOW」に行く事はとてもおすすめできます。
大阪歴史博物館を出て、信号を渡ってすぐのところにある「なノにわ」のなかには、「正倉院 THE SHOW」のチケットの半券を持っていくと割引してくれるお店もあるようなので、詳しくは公式HPをチェックしてみてください。
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