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【はじめに】
私は41歳の男性です。
高校生の頃に柔道部に在籍していました。
小学校の頃に剣道をしていたので剣道部に入部しようと思ったのですが部員が1人しかいなくて剣道部は諦めました。
隣の道場で活気的に柔道をしているのを見て私は柔道部に入部しようと決めました。
私は高校生の頃に柔道に取り組んでいたので柔道観戦が好きです。
柔道歴3年ではありますが、この記事では5月7日から行われる2023年世界柔道選手権大会ドーハの男子選手の見どころについてお伝えします。
【60kg級 高藤直寿選手】
東京オリンピック60kg級の金メダリストで昨年のタシケント世界柔道選手権大会も金メダルを獲得しています。
今大会の世界柔道選手権大会も金メダルなら7割〜8割は2024年のパリオリンピックの代表決定でしょう。
しかし、ライバルも黙ってはいません。
全日本体重別選手権では高藤選手は古賀選手に破れています。
高藤選手は日本人選手と戦う方が苦手なのかと思わされます。
若手の近藤選手(国士大)や永山選手(了徳寺)、古賀選手(旭化成)の試合結果も目が離せません。
高藤選手の得意技は肩車や小内刈りです。
国際大会の経験が豊富なので試合展開も上手で粘りのあるしぶとい柔道も注目です。
趣味はパソコンのゲームや2児の父親であり、柔道のオンとオフの切り替えが上手な印象です。
【66kg級 阿部一二三選手と丸山城志郎選手】
阿部一二三選手は柔道経験者でもない人でも知っているのではないかというぐらいのスター選手です。
得意技は背負い、大腰、袖釣り、足技(小内、大外刈りなど)などです。
阿部選手が日体大時代のある番組で監督が「アスリートだけど風邪をひかない、肩関節が柔らかい」と評価していて、肩関節の柔らかさが背負いや袖釣り込み腰が豪快に決まる理由だと感じます。
阿部選手のもう一つ素晴らしい所は調整力や自己管理力です。
阿部選手は「母の手料理のラタトゥイユが好き。」とのことです。
私は阿部選手が日体大進学後もある番組で母の作ったラタトゥイユを食べている映像を見ました。
また、阿部選手のお父さんは消防士で、阿部選手は小さい頃からお父さんに師事してもらいながらトレーニングをしていました。
そのトレーニング方法もインナーマッスルで体幹を鍛える方法です。
阿部選手がバランスボールの上に立ちながらお父さんにボールを投げるという事をしていました。
よほどバランス感覚や体幹が強くないとバランスボールの上に立つことも難しいでしょう。
もう一人の代表選手は丸山選手です。
名門天理大出身で柔道に取り組む環境としては最適な場所でしょう。
過去に4度、阿部選手に勝っています。
しかし、ここ最近は連敗が続いています。
阿部選手は東京オリンピックで金メダル、また、昨年のタシケント世界柔道選手権大会も丸山選手に勝って金メダルを取っています。
もし丸山選手が2023年の世界柔道選手権大会でも敗れるとパリオリンピックの代表は難しくなるでしょう。
阿部選手と丸山選手の闘いが一番の見どころです。
【73kg級 橋本壮一選手】
73kg級では大野将平選手という王者が引退したので、全柔連の先生方にとってパリオリンピックの代表を決めるのは少し難しいのではないかと思います。
大野選手の同級生である橋本選手は過去世界王者にもなったことがあり現時点ではパリオリンピック代表の有力な候補です。
しかし、若手の古賀隼人選手や大吉選手なども黙ってはいません。
また、2023年の世界柔道選手権大会の団体戦では古賀選手も代表に選ばれています。
この階級では橋本選手や古賀選手、大吉選手に注目です。
【81kg級 永瀬 貴規選手】
東京オリンピック金メダリストで対日本人選手との闘いではパリオリンピック有力候補の藤原選手(旭化成)や佐々木選手(ALSOK)に勝っています。
しかし、永瀬選手は2022年のタシケント世界柔道選手権大会では優勝を逃しているのでライバルに差をつけたいのであれば2023年の世界柔道選手権大会では必ず優勝したいでしょう。
【90kg級 村尾三四郎選手】
注目の若手選手です。
この階級では東京オリンピック代表の向選手やリオオリンピック金メダルのベイカー選手などがいます。
パリオリンピックの代表になるためには全ての大会で優勝しなければいけないでしょう。
【100kg級 飯田健太郎選手】
飯田選手も注目の若手選手です。
年齢は24歳で一番強くなってくる年齢になってきました。
【100超級 斎藤立選手と影浦心選手】
斎藤選手は若手の選手で股関節が柔らかく内股で豪快に投げれる選手です。
私自身は篠原信一さんや井上康生さん、鈴木監督の時代が終わって、やっと日本柔道で最重量級がトップに君臨出来る逸材が出てきたと期待してます。
影浦選手は身体が柔らかく、内股すかしや背負い投げなどを得意としています。
【まとめ】
どの階級も目が離せない闘いになります。
この2023年の世界柔道選手権大会で優勝し、最後の国内の大きな大会で優勝すればパリオリンピックの代表になるのではと感じています。
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