【潜在保育士や離職率は多い!】今後の保育業界の課題と改善策について

福祉の仕事
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【はじめに】

保育業界や福祉施設全般、人手不足や低賃金等は目に見えた深刻な課題です。
働いている人は心身共に疲れていて悪循環になるばかりです。

この記事を読めば、私が20歳代の頃に保育士として働いていた経験を基に今後の保育業界の課題と改善策についてお答えします。

【パワハラ・同調圧力について】

私が実際にあった2ヶ所の保育園のパワハラエピソードをお伝えします。

まず、1つ目の保育園です。
園長と主任による中間管理職のパワハラです。

その保育園では私が働いていた頃、毎月1人の保育士が退職していました。
事務所から泣きながら保育士が出ていかれたのを私は覚えています。
園長と主任によるパワハラですが、とにかく子どもの怪我に対して激怒していました。

確かに子どもが怪我をしても許される業界ではありません。
保護者に誠心誠意謝罪しなければいけません。

中間管理職のパワハラに対する対処方法ですが、第3者機関に報告する事です。
第3者機関がなければ理事に報告してもかまいません。
それでも中間管理職に変わらなければ、我慢する必要はありません。
転職活動やキャリアアップをして良い働き方を選択しましょう。

二つ目の保育園でのパワハラは先輩女性保育士によるものでした。

私は就職して2歳児クラスの担任になりました。
ベテランの保育士と組まされたのですが、とにかく私自身にかんしゃくを起こしながら子どもの前で怒っていたのです。

女性保育士は私に「洋服の着せ方はこうやるの。」とか「ご飯はこうやって食べさせるの。」等。
そこの園は生活面を重視していて、当時の20歳代の私自身は受け入れられないものでした。
当時の私は今、振り返ると確かに協調性や社会性に欠けていました。

しかし、子どもの前で怒るというのは良くありません。
女性保育士の言い方や態度によってはパワハラです。
1年間私は我慢しましたが、当時の自分はどうすれば良いか分かりませんでした。

この場合の一番良い対処方法は園長等の中間管理職に報告し、自分自身が困っている事をお伝えすることです。
そして、中間管理職と女性保育士と自分と3人で話し合うのが良いでしょう。

【人手不足について】

保育業界は人手不足が深刻な課題です。

対策としましては、日本は高齢社会なのでまだまだ70歳になる位までは働きたいはずです。
高齢者に短時間労働で働いてもらうことです。
又、育児中の若いお母さんも短時間労働だったら働きたい人はいるはずです。


いつまでも、拘束時間を長くする働き方は皆、保育業界から離職するでしょう。

【給料が低賃金について】

園長は元は現場保育士だったので、簿記や経理の知識は乏しいのではと思います。
福祉従事者は数字に弱いです。

原因は保育学生時代に簿記や経理の勉強はしてないからでしょう。
今の時代、保育学生は将来の中間管理職候補なので簿記や経理の勉強をしていく必要があります。

何の出費を抑えてどの様に収入を増やすのか?業界全体で考えるなり、独自のやり方を見いだして他の保育園と差別化を図って少しでも賃金を上げていかないといけないでしょう。

【業務量や事務作業が多い】

保育士は毎日の日誌、保護者への連絡ノートの記入(幼児は連絡ノートはありません。)、週案、子どもの製作の準備等大量にあります。
また、月に1度の月案やおたより作成、3ヶ月に1度の児童票、運動会や生活発表会等の行事の準備もあります。

持ち帰りの仕事は当たり前です。

対策としては、手書きの記録を全てパソコンで取り組めば、だいぶ業務改善できると思います。
また、外注できることは外注していけば良いと思います。
クラウドソーシングで低賃金で外注しても案件に取り組んでくれる人はいると思います。

【保護者との関係作り】

子どもの表情、仕草、行動をよく観察して昨日と違う姿等をお伝えするなど、しっかりコミュニケーションを図るしかないと思います。
昼食での好き嫌いやお手伝いしてくれたこと等、何でも良いと思います。

また、子どもが保育園が楽しくて仕方ない、保育士が大好きになってもらえたら自然と保護者は安心できると思います。

私自身も保護者とのコミュニケーションは苦手でしたが、子どもとの関係は良好だったので、特に保護者との関係で悩んだことはありません。
子どもと楽しく生活できれば問題ありません。

【まとめ】

パワハラや同調圧力によって未来ある保育士が辞めていくのはもったいないですし、保育業界の課題解決によって潜在保育士の復帰は考えられます。
課題を解決するには労使共に様々な知恵を出しあってトライアンドエラーの精神でチャレンジして欲しいと感じてます。 

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