【はじめに】
私は現在は障がい者福祉施設の入所施設で働いて5年目になります。(2023年現在)
私は前職で約7年ほど『生活介護事業』『就労継続支援B型事業所』の通所施設で働いてきました。
『生活介護事業』『就労継続支援B型事業所』とは障がいのある方が受ける福祉サービスです。
この記事を読んで頂ければ、『就労継続支援B型事業』についてのイメージがつきやすいです。
【就労継続支援B型事業について】
就労継続支援B型事業』とは、私なりの言い方で説明すると、『軽度の知的障がい者が心身共に安定しながら継続して仕事に取り組む』サービス提供と言わせて頂きます。
障がい者に給料を支給します。
私が以前働いていたのは『作業所』と呼ばれていました
私が働いていた「就労継続支援B型事業所」の障がい者の仕事は、『パンやクッキーを作る』『お弁当を作って配達に行く』『喫茶やカフェの運営の手伝い』『箱を折ったり、ラッピング作業』等です。(それ以外にも多種多様な仕事があります。)
私は調理が得意なので、障がい者と調理の仕事(弁当作りや喫茶の運営)をしてました。
利用者さんの給料を上げる為に収支を理解し、売上を上げる為に宣伝等も行っていかなければいけません。
社会参加の為、1年に1回、旅行や外出をします。(今はコロナ禍なので行けていません。)
利用者さんが楽しみにしている大きな行事の一つです。
また、利用者さんの家族が亡くなられた後の生活についても考えていかなければいけません。
【実務について】
利用者さんの毎日の日誌を記録します。
年度初めには支援計画を作成しそれに基づいて利用者さんにサービス提供(支援)をしていきます。
半年経過すれば支援計画を振り返ってモニタリングをしていきます。
(モニタリングとは支援計画に基づいて、利用者さんは安定して働けているか、通所できているかなどを記したり、時には利用者さんに直接計画に対してどのように感じているかの聞き取りを行います。)
またそこからサービス担当者会議を行って支援計画を作成します。
PCによる実務作業も膨大にあります。
【さいごに】
就労継続B型支援事業のサービスを受ける障がい者の給料額は1ヶ月で1万前後の少額です{利用者さんの工賃を上げる取り組みとして障がい者通所施設(就労継続支援B型事業)に通う利用者さんの賃金を上げる為の取り組みについてをご覧下さい}。
仕事に取り組む以外にも行事やレクリエーションを行ったりもします。
『働く』よりも行事やレクリエーションの方が好きな利用者さんもいます。
利用者さんの将来の生活の事も考えなければならない責任ある仕事です。
障がい者にとって『働く』とは、必要とされたり褒められたり愛されたりするとても大切な事です。
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