このままでは福祉施設が介護崩壊になる。介護崩壊しない様にする為には

福祉の仕事
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【はじめに】

介護崩壊とは、利用者さんにサービスを提供する介護者がいなくなる事を言います。
数年後には数万人の介護士が不足すると言われています。
この記事を読めば介護施設はどの様にすれば介護崩壊しないのかをお答えします。

【私の働いている施設の現状】

私の施設ではこの2年間、新採の従業員が確保されていません。
中途採用で外国人労働者を雇っている位です。
従業員が1人でも病欠で休むと、残された従業員の負担が増し、ストレスと疲労だけが残ります。

有給や自分達が希望するリフレッシュ休暇すら取ることが出来ない状態です。

土、日、祝日に休みたい従業員がいるのですが、満足に休ませてもらえない状況です。

私の働く施設の同僚に「3年後、今の施設で働いている?」と聞くと皆、口を揃えて「働いていません。」と言います。
いろんな”タラレバ”が起こると、全ての従業員が辞めていくでしょう。

【利用者さんに求められる事】

介護士に全てやってもらえる事はなくなります。
ある程度、自分で出来る事は自分でやらないといけなくなり、自分で自分の健康を守るという事が必要になってくるでしょう。

【施設に求められる事】

上述を踏まえて、施設側に求められる事はもっと福利厚生を充実する事
施設の独自の取り組みを行う事です。

例えば”SDGsの一環としてペーパーレスにしてシステム化にして地球環境を良くする取り組みを行っています”とか”野球クラブがあって休憩とは別の時間に野球の練習をしています”等、よその施設と差別化をしていかないといけないでしょう。

どこの施設も同じなら若い人は福祉離れして、介護崩壊は避けて通れないでしょう。

私の施設は24時間365日なので3勤務交代を4勤務交代や5勤務交代などもっと働き方の工夫が必要です。

今までのしくみを変えてトライアンドエラーをしていかないといけません。

後は不可能な事ですが、従業員の給料を10万円上げれば、まだ、3年後も働いている人間はいるでしょう。

【さいごに】

有給取得などの福利厚生を充実させたり他の施設では取り組んでいない事を行っていると、自然と意識高い人は福祉の仕事をするというのが私の見解です。
後は給料をもっと上げることも大切です。
福祉・医療・教育は全ての人が受けるものです。
現場の人間だけでなく全ての国民が考えなければいけない問題です。
“私は関係ない”という人は1人もいません。
AIやロボットを導入するという事もありますが、近い将来ではまだまだでしょう。

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