障がい者通所施設(就労継続支援B型事業)に通う利用者さんの賃金を上げる為の取り組みについて

福祉の仕事
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【はじめに】

「就労継続支援事業に通所する利用者さんへの給料工賃が上がらない」「コロナでバザーが減って売り上げが減収した」などで悩んでいませんか?

私が以前、働いていた障がい者通所施設の就労継続支援B型事業の利用者さんは簡単な就労をしています(就労継続支援B型事業については就労継続支援B型事業とは~利用者さんの工賃や取り組んでいる仕事について~をご覧下さい)。
主にパンやクッキーを作ったり配食、簡単な軽作業等をしていました。

当時の私達は「商売のプロではないし、利用者さんの給料を上げる事が出来ないのは仕方がない」と開き直ったりしていました。

この記事を読めば、「どの様にすれば就労継続支援B型事業に通う障がい者の方の給料を上げる取り組みができるか」についてお答えします。
特に新しいことにチャレンジするという事ではなく、パンやクッキーを作っている事のアレンジなので現状のやっている事をベースにして取り組めます。

【パンやクッキーのアレンジ】

私が以前働いていた就労継続支援B型事業所のパンやクッキーの原材料は主に小麦粉やマーガリンです。
クッキー5枚を100円か110円で販売していました。
クッキー20枚入りを350円位で販売していました。

小麦粉やマーガリン、白砂糖を止めて米粉や植物性油、キビ砂糖を使う事をおすすめします。

私が好んで買っている米粉のクッキー5枚入りは350円です。
障がい者施設がバザーなどで販売するのなら400円にしても意識が高いお客様は買ってくれます。
『グルテンフリー』『白砂糖なし』『動物性食品不使用』などの謳い文句をつけて宣伝すれば好んで買ってくださる方が出てくることでしょう。

パンも同じで小麦粉アレルギーや卵アレルギーの人が買いやすい原材料にすると多少値段が高めでもそれを求めている方が購入するでしょう。

我が家は自宅内ではグルテンフリーを目指しているのでできるだけ小麦製品は購入しないようにしています。
もし私や妻がバザーに行ってそういう商品を見つけたらきっと購入してしまうと思います。

【配食や給食について】

食材は出来るだけ完全無農薬にして有機野菜にして完全オーガニックにする事です。

【現場従業員が求められる資質について】

グルテンフリーにしたり完全オーガニックにする事が結論ですが、私自身も現場で働く身で分かるのですが、今までやってきた事を変えにくいのです。
必ず中間管理職は何か文句を言ってくるでしょう。
その時に「現状維持は衰退です、何事もトライアンドエラーで失敗を繰り返さないと成功はしません」という言葉が言えるコミュニケーション力が必要です。

【さいごに】

6、7年前の私自身の利用者さんへの給料を上げる為の悩みについてお答えしました。
今作っている商品に付加価値をつけることで、販売単価を上げ、リピーターも作ることができると私は考えています。
コロナ禍という事もあり、バザーなどの販売が難しくなっている事でしょう。
しかし今はネット販売という方法があります。
ネットをうまく利用して販売していきましょう。

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