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【はじめに】
保育士とは子どもの命を預かる仕事です。
責任は重大です。
私は14年前、保育士をしていました。
この記事では、当時の私の失敗談をお伝えします。
現在、保育士として働いている方やこれから保育士として働こうと思っている方に参考になります。
【早出の失敗談】
早出とはだいたい7時30分位から子どもの登園を受け入れる仕事です。
子どもの体調等を保護者から聞いたりします。
私の早出の失敗は保護者からの子どもの薬の預かりです。
だいたい保護者から昼食後の一回分の薬を預かります。
しかし、保護者が誤って2日分のシロップを入れてしまったのを私が預かってしまいました。
保護者から「2日分入れてしまったので、一目もり(半分だけ)だけ飲ませて下さい」と言われました。
私はクラス担任にその事を伝えました。
しかし事故は起こりました。
別のクラス担任の保育士が誤って2日分のシロップを子どもに飲ませたのです。
私は園長から呼び出されて怒られました。
連絡ミスで私とそのクラス担任は保護者に謝罪しました。
【子どもの怪我】
2歳児は噛みつきや引っ掻くなどがあります。
保育士の目の届かない所で「何でこんな所に怪我をしてるの?」というのはあります。
いろんな憶測を考えながら保護者に謝罪しないと後でクレームに繋がります。
14、5年前の保護者に謝罪したら「こんなのは怪我の内に入らない」と言われました。
また、病院に行かなければなない程の怪我もありました。(骨折など)
子どもは突発的に予測しない行動をするので気が抜けません。
【アレルギー食の誤食】
アレルギーのある子どもが食べてはいけない食べ物を食べたら命に関わります。
アレルギー食を食べてしまった事故もありました。
対策としてはプレート(食札に食べてはいけない物を記す)を用意して、子どもに食事提供前に複数の人間に確認することです。
【土曜日の保育の受け入れ】
普段、土曜日を利用しない家族がいました。
ある日、保護者が私に「教習所に行くから子どもを預かって欲しい」と言われ、私は承諾してしまいました。
その保護者には、1歳児、2歳児、4歳児の3人の子どもがいました。
3人の子どもを預かることになり、園長から全クラス担任に私は怒られました。
【さいごに】
一番多いのは、子どもの怪我です。
働いていた当時は深刻な問題でした。
今、振り返ると自分の糧となり危機管理意識が高くなりました。
人間が行うことは必ずヒューマンエラーは生じます。
事故が生じると誰でも落ち込みます。
また、申し訳ないと思います。
保育士とは本当に責任ある仕事です。
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